接ぎ木のはなし。 A story about grafting.
どうも!もりたです。
MIYAYOSHIプラムリキュールの原材料となる梅の希少種「露茜」の接ぎ木の研究を進めています。
もともと露茜は他の梅に比べ樹勢が弱く、かなり世話をかけないとなかなか大きく育ってくれません。そこで宮好では接ぎ木という形で、安定した収穫量を目指します。
接ぎ木とは・・
2個以上の植物体を、人為的に作った切断面で接着して、1つの個体とすることである。このとき、上部にする植物体を穂木(接穂、継穂、ほぎ、つぎほ)、下部にする植物体を台木という。
通常、遺伝的に異なる部分から構成されている個体を作る技術として用いられるが、穂木の増産・入れ替え、根の病害虫対策、狭い果樹園での受粉、果樹等の育種年限の短縮化、げっ歯類などから受けた傷の治療、接木キメラの育成などの目的で行われる場合もある。
(ウィキペディア参照)
もともと樹勢の弱い露茜にある程度樹勢の強い梅の多品種を接ぎ木することで、その樹全体を強くするのを目的としています。
元気な梅に、露茜が元気に育つのを手伝ってもらうわけです。
露茜に他品種の接ぎ木・他品種の梅に露茜の接ぎ木の2パターンで研究を進めてきましたが、双方とも接ぎ木自体はばっちり成功しました。あとは通常の露茜に比べ樹勢・収穫量が良ければ成功ですね!先が楽しみです。
接ぎ木のお話しでした。
では